劇団HallBrothers20周年記念公演ラッシュ④秋「女の幸せ」
2022/12/26
劇団HallBrothersは2019年で結成20周年を迎えます。
そこで、2019年は公演ラッシュ!たくさんの作品をお届けする予定です。
第四弾は2013年上演の『すごい人生』を改題・大改訂した『女の幸せ』
ほぼ新作です。どうぞ、ご期待下さい!
6年前『すごい人生』という作品を上演しました。
ドラッグストアのバックヤードを舞台に、地方の郊外で暮らす人々を描いた作品です。
「こんなところでくすぶってなるものか。俺はすごい人生を送るんだ」と息巻く若者、しかしそう上手くはいかない……というお話でした。
個人的に好きな作品なんですが、なかなかどうして台本が書けず、本番ギリギリに上がったので上演成果も推して知るべし……というものでした。
そんな訳で20周年の今回こそは、と息巻いていたのですが、当時とメンバーががらりと変わってしまいました。
問題なのは男女比です。
現メンバーは女性が多い。
6年前はギラギラした男が2人いて、だからこそ「すごい人生」というワードがぴったりハマったのがあります。
でも、「閉塞感があるんだかないんだかわからない、ぬるい地方の郊外」「ドラッグストアのバックヤード」という設定は使いたい。
じゃあ、改題して書き直してやれ、というのが今回の作品です。
ですので、『すごい人生』がベースになっていますが、再演ではありません。新作です。
『すごい人生』は幸せとは何かを描いた作品でした。
今回もまた、その命題に挑みます。
男性と女性で大きく異なるのは「出産」の有無です。
そういう点で言うと女性に寄った話になるかと思いますが、妊娠は一人ではできません。その背後には必ず男性の姿があり、そして現代の女性の生きづらさを形成しているのは男性中心の価値観だったりします。
ということは、もちろん男性のことも描くわけで、男女関わらず自分のこととして、是非、劇場へ足を運んでいただければと幸いです。
作・演出 幸田真洋
Story
お姉ちゃんが結婚した。
お父さんお母さんがとても嬉しそうだった。
おばあちゃんが「やっと女の幸せばつかんだね」と言った。
私にはよく意味がわからなかった。
結婚がゴールなんてみじんも思えないからだ。
そんな平凡な人生生きてどうする。
せっかく生まれてきたんだから、もっと自分にしかできないことがあるはず。
そう思って、私はずっと幸せを探している。
でも、そもそも幸せって何だっけ?
期間
2019年11月1日(金)~11月4日(月・祝)※10/31(木)はプレビュー公演
10/31(木) | 11/1(金) | 11/2(土) | 11/3(日) | 11/4(月・祝) | |
14:00 | ● | ●※託児 | ● | ||
17:00 | ● | ||||
19:30 | PV | ● |
※プレビュー公演とはSNS等で感想をつぶやいてもらうことを条件に5,00円で観劇できるシステムです。
※受付(当日券販売・予約受付)開始は開演の40分前です。※上演時間は1時間30分を予定しています。
※開場は開演の30分前です。
※チケットをお持ちの方及びご予約済みのお客様は、お早めにご来場下さいますようお願いします。開演10分前になりましたら当日券のお客様をご案内しますので、客席の状況によっては、やむを得ず入場をお断りする場合もございます。円滑に公演を行うため、皆さまのご協力をお願い申し上げます。
※11/3(日)の公演で託児サービスを実施します。 サービスの利用には事前申込が必要です。詳しくは劇団へお問い合わせ下さい。(先着順・公演2週間前までに要予約)
会場
ぽんプラザホール
(福岡市博多区祇園町8-3-4F)
チケット
前売:1,800円 [当日:2,000円]
ローソンチケット(ローソン・ミニストップ店頭Loppi)Lコード:83139
劇団HallBrothersホームページ予約
出演
萩原あや、永倉亜沙美、唐島経祐、木村晴香、関口祐香、西田えりか、山中祐里、高柳一輝、山下大貴、幸田真洋
スタッフ
脚本・演出 | 幸田真洋
照明 | 荒巻久登
音楽 | 中茂久也
舞台監督 | 高柳一輝
大道具 | 唐島経祐
小道具 | 永倉亜沙美
衣装 | 木村晴香
宣伝美術 | 幸田真洋、関口祐香
制作 | 萩原あや、唐島経祐、下田夏希
後援
福岡県、福岡市、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団、テレビ西日本、NPO法人FPAP