5月公演『わたし、病気なんです』
2025年3月会館の福岡市民ホール!
できたてほやほやの市民ホール・小ホールにて、2020年コロナ禍にて公演中心となった『わたし、病気なんです』を上演します!
劇団HallBrothersらしい、ちょっとの毒と人間のおかしみ、悲しみを描いた会話劇。ぜひ、ご来場ください!
Story
とあるカラオケ店の店長・片山。
転職を繰り返してきた彼は「我慢が足りない」「未来が見えない」と親や彼女からもあきれられていた。
今度こそ、今度こそは―
不退転の決意で挑んだカラオケ店だったが、アルバイトたちとの温度差に愕然とする。
遅刻・欠勤は当たり前。接客業なのに覇気がない。そのくせ仲間同士のおしゃべりは仕事中でもお構いなし……
客からのクレームも多く、本部からは片山に懐疑的な目が向けられていた。
「このままではマズイー」
片山はまず、遅刻・欠勤をなくそうと呼びかけたが
「わたし、病気なんです。」
アルバイトの一人がつぶやいた。
いわく、心の病気だから思うように動けない。決してサボっているわけではない。私のせいじゃない、病気が悪いんです……
そう主張する彼女に片山は―
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
新型うつと呼ばれる「仕事には行けないけど、自分の好きなことは生き生きしてやっている」という心の病があります。
昭和生まれの僕は「それは甘えてるだけじゃないの?」とか色々思うわけですが、とあるお医者さんの言葉ではっとしました。
『たとえそれが病気ではなく、性格的な問題だとしても、そんな言葉は何も生まない。』
「甘えてる」「ワガママだ」「弱いだけ」「努力しろ」と頭ごなしに言われて「じゃあ頑張ります!」となる人はそうそういない。「自分はダメなやつだ」と余計にできなくなってしまう……
パワハラという言葉も一般化し、価値観が変わっていく現代。
時代に合わせて変化できる人もいれば、これまでの価値観にしがみつく人もいる。
一見、ルーズに見える人々を通して、価値観の変化に右往左往する人たちを描いていきたいと思います。
期間
2025年5月16日(金)〜18日(日)
5/16(金) | 5/17(土) | 5/18(日) | |
14:00 | ● | ● | |
18:30 | ● ※ライブ配信あり |
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19:30 | ● |
※受付(当日券販売・予約受付)開始は開演の40分前です。
※上演時間は1時間35分を予定しています。
※開場は開演の30分前です。
※チケットをお持ちの方及びご予約済みのお客様は、お早めにご来場下さいますようお願いします。開演10分前になりましたら当日券のお客様をご案内しますので、客席の状況によっては、やむを得ず入場をお断りする場合もございます。円滑に公演を行うため、皆さまのご協力をお願い申し上げます。
※誠に勝手ながら未就学児のご入場はお断りいたします。
※17(土)18:30の回はライブ配信も行います。配信はツイキャスにて行いますので、配信チケットをご購入ください。
会場
福岡市民ホール
(福岡市中央区天神5丁目2−2)
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チケット
前売:2,000円 [当日:2,300円]
学生・シニア:1,800円 ※シニアは60歳以上が対象です。
ペア:3,600円
はじめて割:1,500円 ※はじめて割は初めてHallBrothersをご覧になる全ての方が対象です。
劇団HallBrothersホームページ予約
ローソンチケット【Lコード:84363】
出演
唐島経祐/山中祐里/萩原あや/山中海瑠/大畑慧光/佐藤茉優希/宮﨑実優/鳥居アオイ/幸田真洋
スタッフ
脚本・演出 | 幸田真洋
照明 | 荒巻久登
音響 | 劇団HallBrothers
舞台監督 | 高柳一輝
大道具 | 唐島経祐,大畑慧光,奥積竜太,宮城遼久,佐藤茉優希
小道具 | 劇団HallBrothers
衣装 | 劇団HallBrothers
宣伝美術 | 幸田真洋
制作 | 萩原あや
other members | 奥積竜太,明田有砂,本田史佳,松下ゆき,水野翠,有阿まる