次回公演

わたし、病気なんです

Story

とあるカラオケ店の店長になった東は追い詰められていた。
28歳。30もすぐそこなのに仕事が長続きせず、転職を繰り返してきた。
親からは「我慢が足りない」と言われ、彼女も「未来が見えないね」とあきれ顔だ。

今度こそ、今度こそは―
不退転の決意で挑んだカラオケ店だったが……アルバイトたちとの温度差に愕然とする。

遅刻・欠勤は当たり前。接客業なのに覇気がない、そのくせ仲間同士のおしゃべりは仕事中でもお構いなし……
客からのクレームも多く、本部からは店長である東に懐疑的な目が向けられていた。

「このままではマズイー」
東はまず、遅刻・欠勤をなくそうと呼びかけたが

「わたし、病気なんです。」

アルバイトの一人がつぶやいた。
いわく、こころの病気だから思うように動けない。決してサボっているわけではない。私のせいじゃない、病気が悪いんです……
そう主張する彼女に東は―

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

新型うつと呼ばれる「仕事には行けないけど、自分の好きなことは生き生きしてやっている」という心の病があります。

僕は昭和生まれで、昭和の価値観で育てられてきたので、
「それは甘えてるだけじゃないの?」とか「ワガママだろう」とか色々思うわけですが、とあるお医者さんの言葉ではっとしました。

『たとえそれが病気ではなく、性格的な問題だとしても、そんな言葉は何も生まない。』

「甘えてる」「ワガママだ」「弱いだけ」「努力しろ」と頭ごなしに言われて「じゃあ頑張ります!」となる人はそうそういない。「ああ、自分はダメなやつだ」と自分を責めてしまって、余計にできなくなってしまう……お医者さんはそう解説していました。

パワハラという言葉も一般化し、価値観が大きく変わっていく現代。
時代に合わせて変化していける人もいれば、これまでの価値観にしがみついて意固地になってしまう人もいる。
一見、ルーズなだけに見える若者たちを通して、価値観の変化に戸惑う人々、これからの価値観とは?ということを描いていきたいと思います。

脚本・演出 幸田真洋

期間

2020年5月23日(土)~5月26日(火)※5/22(金)はプレビュー公演

5/22(金) 5/23(土) 5/24(日) 5/25(月) 5/26(火)
14:00 ●※託児
17:00
19:30 PV

※プレビュー公演とはSNS等で感想をつぶやいてもらうことを条件に5,00円で観劇できるシステムです。
※受付(当日券販売・予約受付)開始は開演の40分前です。※上演時間は1時間30分を予定しています。
※開場は開演の30分前です。
※チケットをお持ちの方及びご予約済みのお客様は、お早めにご来場下さいますようお願いします。開演10分前になりましたら当日券のお客様をご案内しますので、客席の状況によっては、やむを得ず入場をお断りする場合もございます。円滑に公演を行うため、皆さまのご協力をお願い申し上げます。
※5/24(日)の公演で託児サービスを実施します。 サービスの利用には事前申込が必要です。詳しくは劇団へお問い合わせ下さい。(先着順・公演2週間前までに要予約)

会場

ぽんプラザホール
(福岡市博多区祇園町8-3-4F)

チケット

前売:1,800円 [当日:2,000円]
ローソンチケット(ローソン・ミニストップ店頭Loppi)Lコード:83065
劇団HallBrothersホームページ予約(予約開始まで今しばらくお待ちください)

出演

山下大貴、唐島経祐、木村晴香、関口祐香、山中祐里、西田えりか、武藤康弘、宮崎楓

スタッフ

脚本・演出 | 幸田真洋
照明 | 荒巻久登
音楽 | 中茂久也
舞台監督 | 高柳一輝(bbRockets)
大道具 | 唐島経祐
小道具 | 西田えりか
衣装 | 木村晴香
宣伝美術 | 幸田真洋
制作 | 萩原あや
制作補 | 下田夏希

後援

福岡県、福岡市、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団、テレビ西日本、NPO法人FPAP

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