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それはただのしみだ

2019/03/21

強引な営業手法で業績を伸ばしている、ベンチャー企業「トライアンフ」。
更なる業務拡大のため、一等地の新築オフィスビルへ移転を決定した。

「トライアンフ」の若き社長・清水は、
不動産会社営業マン・合田とともに下見に訪れる。
立地条件・金銭面ともに折り合いがつき、話はまとまりかけたが、
床に薄汚くにじんだ「しみ」を発見した。

「しみ」の原因を問い詰める清水に、
先月落成したばかりのビルで「しみ」があるわけはないと首をひねる合田。
と、彼らの隣で、同伴した「トライアンフ」営業マンの横山がふとつぶやいた。
「私、見えるんですよね・・・」
陰鬱なトーンで自身の心霊体験を語る横山。
「ここには怨念が渦巻いている」と
深刻な面持ちの彼女を鼻で笑う清水と合田であったが、
西日の差し込む窓ガラスには、ぼんやりと人影が映っていた―

日時
2007年2月16日(金)~17日(日)

2/16
(金)
2/17
(土)
2/18
(日)
14:30開演
19:30開演
会場
ぽんプラザホール
チケット
前売:1,500円 [当日:1,800円]
出演
大澤鉄平、中茂久也、切口健、二田口淳、キドイチロウ、今村映子(hen house)、磯野倫子(フリー)、わだちよ、萩原あや、江上育代、永幡桂子(藍色りすと)、松井修(座サムライファイトクラブ)、川崎和哉(演劇銭団Do-リンク場)、森真純(演劇銭団Do-リンク場)、渡邉貴裕(フリー)、榊竜也(劇団無名)

スタッフ
脚本・演出:幸田真洋
舞台監督:次山篤(特急企画)
照明:荒巻久登(シーニック)
宣伝美術:あな企画デザイン工房、竹崎史識
制作:萩原あや
後援
福岡県、福岡市、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団、テレビ西日本、NPO法人FPAP

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